安心・安全にインプラント治療を行います
インプラント治療では、入れ歯治療とは異なり、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込んでしっかりと固定するので、天然歯同様の咬み心地を得ることが可能です。ただし、インプラント体を埋め込むのに外科手術が必要となるため、治療前には正確な診断が必要となります。当院では歯科用CTを導入していますので、3次元画像でお口の中や骨の状態などを精密に検査することができます。安心・安全なインプラント治療のためにCTは欠かせないものですが、導入している歯科医院は全国でも3~5%程度と言われています。安心・安全にインプラント治療を受けたいとご希望であれば、是非お気軽に当院までご相談ください。
こんな方におすすめです
当院のインプラント治療の特徴
歯科用CTによる正確な診断
安心・安全なインプラント治療のために歯科用CTは欠かせないものです。CTを導入している当院でなら、3次元画像でお口の中や骨の状態などを精密に検査することができます。
世界トップシェアのアストラテック社のインプラントを採用
アストラテック社のインプラントには様々な特徴がありますが、最大のメリットは「辺縁骨」が下がりにくいことです。インプラント体を埋入すると、どうしても経年的に辺縁骨が下がりやすくなりますが、アストラテック社のインプラントはこれを軽減することができます。
2回法・1回法・抜歯即時埋入など様々な術式に対応
インプラントの術式には、外科手術を2回行う「2回法」のほか、外科手術を1回だけ行う「1回法」や、抜歯と同時にインプラント体を埋入する「抜歯即時埋入」など、様々な術式があります。当院では患者様の状態やご希望などに応じて、これらの術式を使い分けるようにしています。
骨量が少ない患者様にも対応
骨量が少ないと、安全にインプラント体が埋入できないことがありますが、当院ではそうした患者様にも安心して治療を受けて頂くために、「ソケットリフト」「サイナスリフト」「GBR法」「ソケットブリザベーション」などの骨造成治療を行っています。骨量が少ないため他院でインプラント治療を断られた方などは、一度お気軽に当院へご相談ください。
骨造成治療
ソケットリフト
上顎の奥歯の骨が薄い時に行う治療です。専用器具を使って上顎骨の一部分を粘膜側に押し上げることで、必要な骨の厚みを確保します。
サイナスリフト
上顎洞の骨量が不足しており、垂直的な骨量が5mm以下の場合などに行う治療です。上顎洞の横に穴を開けて、そこから骨補填材を入れて上顎洞の中の膜を押し上げ、必要な骨の厚みを確保します。
GBR法
骨が不足している部分に自家骨または骨補填材を置き、歯茎の中に骨の再生を促進する特殊な膜を入れて、骨が成熟するのを4~8ヶ月程度待ちます。その後、入れた膜を除去して、骨の再生が確認できたらインプラント体を埋入します。
ソケットプリザベーション
抜歯時に人工骨などを抜歯窩に入れて、骨を防ぎ再生させる方法です。抜歯窩に人工骨を入れて、コラーゲンでできている膜を上からかぶせて、骨の吸収を防止します。
入れ歯・ブリッジ・インプラントの比較
歯を失った時、それを補う方法にはインプラント以外にも、入れ歯やブリッジなどの方法があります。それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、よく理解された上で選択するようにしてください。
インプラント | 入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
メリット | ・天然歯のような咬み心地が得られる ・審美性が高い ・まわりの歯を傷めない ・顎の骨の吸収が起こらない |
・比較的短期間で治療が終えられる ・インプラントよりも費用が抑えられる |
・短期間で治療が終えられる ・固定式なので入れ歯よりも咬み心地が良い ・インプラントよりも費用が抑えられる |
デメリット | ・外科手術が必要となる ・治療期間が長い ・費用がかかる |
・違和感が生じることがある ・硬いものが咬めないことがある ・入れ歯の種類によっては審美性が劣る |
・両隣の健康な歯を削らなくてはいけない ・装置に食べかすが詰まりやすい |
インプラント治療の流れ
1カウンセリング
患者様から歯のお悩みを詳しくおうかがいするとともに、インプラント治療の概要や費用などについてご説明します。
2診断
口腔内の健康状態のチェックや、CTによる精密な検査などを行い、インプラント治療が可能かどうか診断します。
3治療計画の作成
検査結果をもとに、最適な治療計画を作成します。
4インプラント体の埋入
歯茎を切開して、インプラント体を埋入する手術を行います。局所麻酔を施して手術しますので、ご安心ください。
5治癒期間
通常3~6ヶ月程度、インプラント体と骨とが結合するのを待ちます。この間は仮歯をご使用頂きます。
6アバットメントの装着
再び歯茎を切開してインプラント体の頭部を露出させ、人工歯とインプラント体を連結するアバットメントを装着させます。
7被せ物の装着
歯茎の形態が整ったら、歯型を採取して被せ物を作製し、それをアバットメントに装着させれば治療は終了です。
8定期メンテナンス
インプラントを長期間快適にお使い頂くために、定期的にご来院頂いてメンテナンスを行います。ケアを怠るとインプラント周囲炎を起こし、最悪の場合、せっかく入れたインプラントが抜け落ちてしまうこともありますので、3~6ヶ月に1回程度の頻度で定期メンテナンスを受けるようにしましょう。